歩く

歩くのって、誰でもできますよね。物心もつかない小さな頃からなんとなく立つようになってつたい歩きするようになって、気がついたら当たり前のようにできるようになっていました。不思議。

 

話すのもそうですよね。日本語を話せるようになりなさい!って誰かが意図したわけではなくても、日本語を使う世界で生きていれば日本語を話せるようになる。英語の世界だったら英語で、ドイツ語の世界だったらドイツ語。自然に身についています。

 

きっとどれもある程度の練習過程を経てできるようになっているはずなんですけど、その練習の記憶をすでに忘れてしまっているんでしょうね。毎日毎日無意識に繰り返していくうちに。それがかつて努力の末に獲得した能力であることを感じさせないくらい我が物として扱えるようになっているんです。

 

そういうことって、他の物事にもあてはまると思いませんか。

私は頑張って英語を勉強していますが、これが身につけば英語を話せなかった頃を思い出せないくらいになるのかもしれません。こうやって日々感じたことを文字に起こす作業を続けていれば、だんだんと文章が上手くなっていって苦もなく書けるようになっていくのでしょうか。

 

努力の期間が大変なんでしょうね。

それを乗り越えなければならないけど、そうやって当たり前の能力をたくさん持った素敵な人になっていきたいです。